ゲーテ ポイエーシス的自然学の想像力

―色彩論と生成する自然の力の源泉

 

著者:畑一成

A5判・308ページ
定価:5400円+税
ISBN-13:978-4909783516

発売月:2020年8月

 

 

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人間の精神が最も活動的になる時、その溢れ出る源泉とは何か? カントが沈黙した地点で、ゲーテは語り続けた──。
芸術と科学の知られざる共通の根を「Phantasie(想像力)」と捉え、その奔放な創造性の秘密に、
「啓蒙主義的理性の底」を踏み抜いて迫ったゲーテ自然学の構想を、色彩論を柱に読み解く。

 


■著者紹介

畑一成(ハタカズナリ)

1982年、兵庫県・淡路島生まれ。東洋大学文学部哲学科卒業。その後、カイザースラウテルン工科大学(ドイツ)でDoktor der Philosophie(博士号)を取得。現在、武蔵野美術大学非常勤講師


 

—— 目次 ——

  • Ⅰ ゲーテの自然学と色彩論
    • 第1章 自然とその反動
    • 第2章 色彩の四つの領域
    • 第3章 原現象
  • Ⅱ カント認識論の反映におけるゲーテ自然学の方法論
    • 第4章 カントの「アプリオリな総合判断」とゲーテのアプリオリ
    • 第5章 直観的悟性
    • 第6章 想像力:自然のように産出的

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