教師・保護者が知りたかった、子どもたち一人一人を救う理論と実践がここに!

特別支援学級「鉄壁の法則」シリーズ
『ストップ! NG指導 すべての子どもを救う〔教科別〕基礎的授業スキル』の第二弾。

第一弾で書ききれなかった、班や全校集会などの集団での学習場面、子どもたちが起こすトラブル対応場面、学校から帰ったあと家庭で行う宿題や日常生活における指導。このような場面別のNG指導を洗い出し、それぞれ科学的根拠に基づいて、できるだけ具体的な形での改善策を示した。
「何とかしてあげたいけれど、どうすればいいか分からない」と悩んでいる教師や保護者にとって、具体的な対応法を示した。

・教室で行われているNG指導とその根拠。
・子どもの「困り感」を解消する多様な改善策のポイント。
・多くの先人たちが何年もかけて実証し、確立した優れた指導技術。
・「科学としての特別支援教育」で子ども達が変化する鮮やかな実践事例。
を教科学習・集団学習・特性による不適応行動・家庭学習の場面別に詳しく解説した。

著者:堀田和秀
A5判/196ページ
定価:2100円+税(税込2310円)
ISBN-13:9784909783769
発売月:2021年5月

目次
第1章 個別の学習場面 編
1 【国語】「音読」と「朗読」は、別の指導内容と考える
2 【国語】作文を「自由に書きなさい」は教師の指導放棄
3 【算数】文章問題が苦手なのは「場面をイメージできない」のが原因
4 【算数】コンパス、三角定規、分度器……モノを使う学習は超難問
5 【社会】調べ学習を成功させるなら、まずは「調べる方法」から!
6 【理科】モノを与えたら、一度全部触らせて満足させよう
7 【図工】色の混ぜ方、水の混ぜ方、水の加え方……「彩色」は教師の細やかな指導が必要
8 【体育】縄跳び・鉄棒……器具を使った運動のポイント
9 【外国語】英語の文字指導は、「読み書き同習」が本当にいいのか?
10【プログラミング】失敗を極度に嫌がる子に「トライ&エラー」はなじむのか?

第2章 集団での学習場面 編
1  具体的な指示のないグループ学習は大変
2  長い話し合い活動は、集中できない
3  グループでの学習はストレスが高い
4  グループで一緒に作品を作る必要があるか?
5  小集団にすればグループ学習ができるようになるのか?
6  全体で「討論」を成立させるための工夫
7  係活動で、発達障害の子を活躍させる方法

8  ボール運動などの「集団スポーツ」は、やることを明確にする
9  学校行事は、本当に「参加することに意義がある」のか?
10 集会で「黙ってジッとしていなさい」という指導はナンセンス

第3章 集団のなかでのトラブル 編
1 「静かにしなさい」で子どもが静かにならないのは、教師の指示に問題がある
2 「被害妄想が強い」と安易に判断すると、傷つくのは子どもである
3  ケンカが起こった時、一方だけを叱ると余計にこじれる
4 「ルールを正確に守る」ことを強要するのは、実は危険
5  発達障害の子が起こす問題行動…… 本当にその子に問題があるの?
6  時間割変更は子どもを混乱させる

第4章 特性による不適応行動への対応場面 編
1【多動】授業中、体が動いてしまうのは「脳」のせい?
2【注意欠如】「あの子は集中力がない」って、本当?
3【読字障害】「低学年で、これだけ読めたら大丈夫」という考えは危険
4【書字障害】たくさん練習すれば、漢字は書けるようになるのか?
5【算数LD】算数の学力をつけるなら「操作」よりも「量感」
6【こだわり】こだわっていることを無理やり止めさせると、逆効果になる
7【反抗挑戦性障害
】「めんどくせー」にいちいち対応する
8【愛着障害】「子どもを膝の上にのせるな」という指導は、本当にそれでいいの?
9【場面炫緘黙】「がんばってしゃべりなさい」は、大きなお世話である。

第5章 家庭でのトラブル 編
1  宿題をたくさん出すことで、学力は上がるのか?
2  忘れ物をするのは、家庭の責任?
3「家で見てあげてください」は、教師の指導放棄
4  教師の安易な発言が、子どもと保護者を苦しめる
5「不登校の子に登校刺激をしてはいけない」は、事態を悪化させる可能性がある
6オンライン授業で子どもが何もやらないのは、教師の力量不足

 


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