対話的深い学びを測る新授業の評価

新中学社会の定期テスト

地理・歴史・公民 全単元の作問技法&

評価ポイント

著者:峯 明秀

A5判 並製: 192ページ
定価:2100円+税
ISBN-13:978-4908637551
発行日: 2017/11/1

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全分野・全単元で新発想のテスト問題、良問満載の手引書!

新学習指導要領がいう「主体的・対話的授業では、思考活動をどう評価すればいいのか」現場の悩みに応え、全単元の定期テスト問題をベテランが披露。

新学習指導要領では、ズバリ、今までの暗記中心ではない問題づくりを必要としています。三観点に集約される新指導要録では,ますますそれぞれの評価観点に応じたエビデンスを示すことが要求されるでしょう。
そこで本書は、授業に応じた定期テストで思考や判断を見る問題、主体的で対話的な深い学びに対応する評価をそれぞれの単元や題材でどう作成すればよいかを意図して作成しました。よって、誌面は基礎・基本的な知識は前提に、作問の仕方をピンポイントで示しています。それぞれ独立した様々な問題を提案した方が、読み手自身が作問のコンセプトをうまく活用し、自らの授業場面とつなげて評価問題を作成できる、という願いからでもあります。また、前著(『中学校社会科『“アクティブ・ラーニング発問”174』2016)とできるだけ単元や題材を重なるように作成し、授業中の問いと評価問題を合わせた提案になっています。また、汎用性のある評価問題の観点や技法を提案しています。中学校の先生だけでなく、小学校や高等学校の先生方、また教員を目指す学生の皆さんに評価の問題づくりに活用していただければ幸いです。

 

★1ページの具体的な誌面構成は次のようになっています。

〇分野単元  ──学習指導要領や内容のまとまり

〇AL発想でQ ──小単元、トピック名

〇評価問題例 ──・AL発想の作問ヒント

・評価のポイント

・峯の一言コメント

新教科書の各分野を網羅し、各単元や題材の具体的な評価問題を提示し、問題作成の意図や留意点を述べます。
本書を通して、個々の先生方が長年にわたり蓄積してきた評価問題作成の工夫が読者の皆様に伝われば幸いです。

 


 

■著者紹介

峯 明秀(みね あきひで)

大阪教育大学教授。1963年、香川県生まれ。 広島大学大学院教育学研究科修了、博士(教育学)。 公立中学校教員、大阪教育大学教育学部助教授、准教授を経て、 現職。2014年より大阪教育大学附属平野小学校長(兼任)。

 


 

■目次

まえがき

■地理授業を楽しく──AL発想の定期テスト作問と評価ポイント49例
◎Ⅰ 身近な地域の調査―AL発想の定期テスト作問と評価
1 お伊勢参りから地域が見える/2 身近な地域の調査/3 地形図1「不思議な地下鉄」/4 地形図2「変化を発見する目」/5 地図記号とピクトグラム(案内板や標識の絵文字含む)

◎Ⅱ 世界のすがた―AL発想の定期テスト作問と評価
6 日本の位置を知ろう「時差」/7 国境/8 地球儀と世界地図のちがい/9 国家の要件「独立国の条件」

◎Ⅲ 世界各地の人々の生活と環境―AL発想の定期テスト作問と評価
10 宗教の誕生と広まり「世界の三大宗教」/11 グローバル化と伝統的生活「マクドナルド」/12 日本の宗教人口と宗教観/13 世界の伝統的な衣服のちがい/14 イスラム教

◎Ⅳ 世界の諸地域―AL発想の定期テスト作問と評価
15 ヨーロッパの自然環境/16 東南アジア/17 モノカルチャー経済/18 ヨーロッパの農業/19 アジア州の様子「中国を資料から考えてみよう」/20 北アメリカ「工業」/21 アメリカ合衆国(主に鉱工業など)/22 これから成長する地域は、ASEAN諸国/23 アフリカ州「平均寿命の短い国」/24 アフリカ州「プランテーション」/25 南アメリカ州/26 ヨーロッパ(EU)/27 ヨーロッパ州「ユーロ」

◎Ⅴ 世界から見た日本のすがた―AL発想の定期テスト作問と評価
28 地球儀を使って調べてみよう/29 世界と日本の気候「雨温図」/30 世界から見た日本の地形「観光PR」/31 日本の気候の様子/32 日本のさまざまな自然災害と防災/33 日本のさまざまな自然災害と防災「ハザードマップ」/34 世界の人口分布と変化/35 日本の人口分布の特色と変化/36 エネルギー・鉱山資源の消費と生産

◎Ⅵ 日本の諸地域―AL発想の定期テスト作問と評価
37 中国地方・四国地方「ストロー現象」/38 東北地方「やませ」/39 東北地方「リアス海岸」/40 関西国際空港/41 近畿地方「観光から近畿地方を考えてみよう」/42 近畿地方/43 近畿地方「環境問題」/44 中部地方「産業を中核とした考察」/45 東北地方/46 北海道地方/47 近畿地方「日本でいちばん雨が多いまち」/48 関東地方「日本でいちばん暑いまち」/49 中国・四国地方「平和の町―広島」

 

■歴史授業を楽しく──AL発想の定期テスト作問と評価ポイント83例

◎Ⅰ 歴史のとらえ方―AL発想の定期テスト作問と評価
1 時代区分の理解「歴史意識」/2 文化史から考える日本史「茶の変容」

◎Ⅱ 身近な地域の歴史―AL発想の定期テスト作問と評価
3 身近な歴史の調査/4 各地に点在する地名から歴史を紐解く「地名の由来」

◎Ⅲ 古代までの日本―AL発想の定期テスト作問と評価
5 縄文・弥生「三内丸山遺跡」/6 古代文明/7 中国文明の発展「統一国家の基礎をつくった政策を調べよう―秦の始皇帝」/8 奈良時代の土地制度/9 古墳の出現/10 古代日本(古墳時代〜飛鳥時代)の対外関係/11 飛鳥時代の政治「聖徳太子の目指した国について考えよう」 /12 飛鳥文化・天平文化/13 律令国家の成立/14 奈良時代「行基」/15 遣唐使と古代国家「鎮護国家と儒教」/16 平安京と東アジアの変化/17 摂関政治「藤原氏はなぜ権力を握ることができた?」/18 国風文化と貴族社会「文化のジェンダー性」

◎Ⅳ 中世の日本―AL発想の定期テスト作問と評価
19 「宗教改革」「大航海時代」/20 武士の台頭「平清盛の政治」/21 鎌倉幕府・壇ノ浦の戦い/22 鎌倉幕府を中心とした武家政権「尼将軍の名演説」/23 鎌倉仏教/24 東アジアの国際関係「元寇」/25 産業の発達と民衆の生活「徳政一揆」/26 どうして貨幣が広く使われるようになったのか/27 東アジア世界との関わりと社会の変動「アジアとつなぐ琉球王国」/28 南北朝の争乱と室町幕府「南北朝の合一と日明貿易」/29 鎌倉時代に見る女性の社会的地位

◎Ⅴ 近世の日本―AL発想の定期テスト作問と評価
30 戦国時代「分国法(戦国大名の権力)」/31 戦国の動乱「長篠の戦い」/32 織田・豊臣の統一事業とその当時の対外関係/33 近世社会の基礎づくり「太閤検地がもたらしたことは」/34 織豊政権「刀狩」/35 千利休「桃山文化」/36 大名配置/37 江戸幕府の身分統制(農民統制)/38 江戸時代の成立と大名統制「参勤交代」/39 都市の暮らしと町人の文化「寺社参詣」/40 都市の繁栄と元禄文化/41 新しい学問と化政文化/42 島原の乱43 鎖国政策/44 朱子学(武士の統制・文治政治・元禄文化)/45 鎖国下の対外政策/46 江戸時代の交通網の整備/47 産業や交通の発達「海上交通と商業の発達」/48 徳川綱吉の政治「徳川綱吉の政治は善政? 悪政?」/49 幕府の政治改革「享保の改革」/50 天下泰平の世の中/51 田沼意次の政治と寛政の改革/52 国学・蘭学・庶民の教育・化政文化/53 大航海時代「経済的な観点から奴隷貿易を考えよう」54 近代の日本と世界「フランス革命」/55 開国と不平等条約「黒船の来航と幕政の変化」/56 明治維新の改革「版籍奉還・廃藩置県」/57 明治新政府の課題「不平士族の反乱」/58 人々から見た明治維新「新政府反対一揆」/59 領土の画定「樺太千島交換条約(1875年)・北方領土問題」/60 近代国家の建設「欧米から見た日本〜風刺画を読み取る」/61 開国と近代日本の歩み「富国強兵と殖産興業政策」/62 日本の産業革命/63 “天下の台所”から“東洋のマンチェスター”へ/64 東アジアでのロシアと日本の対立「日露戦争」/65 開国と近代日本の歩み「条約改正」/66 列強諸国の進出と日本「植民地政策―列強諸国と日本」

◎Ⅵ 二度の世界大戦と日本―AL発想の定期テスト作問と評価
67 八幡製鉄所/68 近代の日本と世界「韓国併合」/69 阪急電車―都市の発展と生活の変化―/70 第一次世界大戦と日本/71 アジアの民族運動/72 満州事変/73 ナチスと市民社会「民主主義と選挙」/74 世界恐慌/75 アジア太平洋戦争の始まり/76 アジア太平洋戦争の流れを確認しよう/77 戦時下の国民生活

◎Ⅶ 現代の日本と世界―AL発想の定期テスト作問と評価
78 敗戦から立ち直る日本「連合国軍の占領と諸改革」/79 冷戦の開始/80 高度経済成長と市民生活「高度経済成長期の産業構造の変化」/81 領土問題/82 バブル経済とその崩壊/83 グローバル化

 

■公民授業を楽しく──AL発想の定期テスト作問と評価ポイント37例

◎Ⅰ 私たちの生活と現代社会―AL発想の定期テスト作問と評価
1 政府の役割と国民の福祉「社会保障のしくみ・社会保険」/2 外国の人に日本の文化を紹介しよう/3 アニメから、家族と社会集団について考えよう

◎Ⅱ 人間の尊厳と日本国憲法―AL発想の定期テスト作問と評価
4 法の支配/5 日本国憲法/6 自由権/7 社会権-人間らしい生活って?/8 人間の尊重と日本国憲法の基本的原則「環境権を具体化しよう」/9 新しい人権をめぐる裁判

◎Ⅲ 現代の民主政治と社会―AL発想の定期テスト作問と評価
10 世論とメディア「情報受信と政治参加」/11 大津事件から考える司法権の独立/12 選挙制度「若者の政治参加・参画」/13 民主的な選挙について考える/14 政府の役割と国民の福祉「公的医療保険がなかったら」/15 裁判員制度/16 地方自治

◎Ⅳ わたしたちのくらしと経済 ―AL発想の定期テスト作問と評価
17 金融のしくみ/18 財政と税金(政府の役割)/19 大きな政府・小さな政府/20 労働者の権利/21 労働と賃金「どのようにして賃金の額は決まる?」/22 市場の働きと経済「価格の働きと市場」/23 流通/24 企業/25 企業の競争と独占の問題/26 第三次産業(サービス業)/27 消費「家計(所得と支出について)」

◎Ⅴ 地球社会とわたしたち―AL発想の定期テスト作問と評価
28 企業の役割と責任/29 ソマリアの海賊「地域紛争」「難民」「国際協力」/30 世界の平和と人類の福祉の増大/31 国際連合/32 主権国家

◎Ⅵ よりよい社会を目指して―AL発想の定期テスト作問と評価
33 国会の仕事としくみ「国権の最高機関とされる国会の仕事とは?」/34 内閣の仕事としくみ「内閣の組織図から現在必要とされている政治を考える」/35 自由貿易って本当にいいのか?/36 社会保障「マイナンバー」/37 持続可能な社会の実現